少子化

そういえば少子化の話ってつまるところ労働力の話なのか?
人口の絶対量で考えるなら日本の人口は去年まで一貫して増加傾向だったわけだから、人口が減少するということは過去のいつかの人口量にもどるということを意味している。
ということは人口の構成が問題になっているのか・・・
しかし出生率が低いっていうのは原因の大部分はお金の問題であり、残りは時間の問題だろう。
子どもを産み育てるのにかかる費用は数千万。時間も20年にわたって子どもに振り分けることが求められる。
思考実験的に子どもが生まれるごとに補助金が2千万円与えられることを考える。
そのまま渡しては子育てに使われないというなら領収書とかで証明できる分だけ補助金が下りるとかでもいいや。
そうすれば子育てに必要な費用は大幅に削減されて出生率は上昇するだろう。

もちろん一人当たり2千万円補助してたら国家財政はすぐ破綻するだろうが・・・
ようするに基本はお金の問題であり、次に時間の問題であり、子どもを作るという負担に妥協できる経済力と時間的余裕をもった家庭が増えないことには出生率の増加は望めないと思う。
お金の問題をないものとして対策案を考えるのは効果が期待できないとおもうのだけど。